2019年10月1日から、ワイバイルの料金プランが新しくなることが発表されました。
「旧プランと比較して一体何が変わったの?」
「新しいプランと古いプランどっちがお得なの?」
「古い料金プランで契約している人はどうなるの?」
色々疑問があると思うので、今回はワイモバイルの新料金プランについて紹介していきます。
ワイモバイルの新料金プランについて
まずはワイモバイルの新料金プランがどんなものなのか、注目ポイントと共に紹介していきます。
“ここが変わったワイモバイルの新料金プラン”
・縛りがなくなり、解約金もなくなった
・ちょっと安くなった(最大12%!)
・高速通信容量が1番多いスマホベーシックプランLが廃止、新容量プランRが追加
・料金表示が見やすく、わかりやすくなった
・ワンキュッパ割が廃止、新規割が追加
・端末が更にお求めやすい価格に、支払い回数も36回を追加
大きな変更点は上記の通りです。各項目をもう少し詳しく見ていきましょう。
縛りがなくなり、解約金もなくなった
契約期間の縛りがなくなり、それに伴って解約金もなくなりました。
今までmineoやIIJmioなどの格安simにしかなかった”縛りなし”が、ついにワイモバイルにも!
気に入らなければ解約できるので、今まで以上に安心して使うことができますね。
ただし、あくまで通常解約の話し。MNPで乗り換えをする場合は、MNP手数料などの名目で解約金を取られることになるでしょう。
また、新料金プランの中で最大の通信容量となる『スマホベーシックプランR』は2年単位の契約で、更新月以外では解約金が発生するので注意してください。
ちょっと安くなった
今までの料金プランと比較すると、新しいプランは最大12%安くなったそうです。
ちょっとどころか大分安くなりましたね。
プランによって値下げ幅は変わってくるので、簡単に比較できるように表にしました。
※新旧それぞれのメインとなるプランを比較しています。
※旧プランLのは廃止されたため、新プランRと比較してます。
基本料金 | 通信容量 | |
旧プランS | 2,980円 | 3GB(2+1) |
新プランS | 2,680円 | 3GB(2+1) |
旧プランM | 3,980円 | 9GB(6+3) |
新プランM | 3,680円 | 9GB(6+3) |
旧プランL | 5,980円 | 21GB(14+7) |
新プランR | 4,680円 | 13GB(10+3) |
それぞれのプランで300円ほど安くなっています。
単純な基本料金だけで計算すると12%も安くなっていないのですが、まあいいでしょう。ただ、旧プランとの比較で支払い総額が変わったのかというと・・・
1番容量の大きいプランLのが廃止、新料金プランRが追加
1番容量の大きいプランL(通信容量最大21GB)が廃止、新料金プランR(通信容量最大13GB)が追加されました。
これにより、最大プランが【料金は安く5,980円→4,680円、容量は小さく21GB→13GB】に変わったのですが、人によって改善か改悪か意見が分かれそうですね。
プランRには2年縛りもあるので、「容量の大きいプランを使いたい人はソフトバンクにしてください」という運営方針なのかなと個人的には思います。
料金表示が見やすく、わかりやすくなった
今までは基本料金の表示がなく、1番安い料金が目につくようになっていましたが、今回の新料金プランではしっかり改善されました。
基本料金がしっかり表示され、その下にやや小さく割引後の料金が表示されています。
ユーザーにとって見やすく、わかりやすいように改善されましたね。
ワンキュッパ割が廃止、新規割が追加
ワンキュッパ割が廃止され、新規割が追加されたのですが、他社から乗り換え後の2年間の支払い額総額を計算するとちょっと値上がりしてるんですよね。
”旧プランSと新プランSの乗り換え後2年間の支払い総額”
旧プランS 月々2,980円
・旧プランのワンキュッパ割は最初の1年間1,000円割引き
・おうち割光セット適用で永年500円割引
1,480円×12ヶ月=17,760円、2,480円×12ヶ月=29,760円
合計47,520円
新プランS 月々2,680円
・新規割は6ヶ月間700円割引
。おうち割光セット適用で永年500円割引
1,480円×6ヶ月=8,880円、2,180円×18ヶ月=39,240円
合計48,120円
ほんのちょっとではありますが、値上がりしています。
ただ、縛りもなくなって好きな時に解約できる。2年以上使うなら結局安い。という2つのメリットも同時に出てくるので、そこまで気にする差ではないですね。
端末が更にお求めやすい価格に、支払い回数も36回を追加
一括払いで端末を購入すると、今までよりも更に安く購入できるようになったようです。
特定の端末が今までより更に安く購入できるようになるみたいです。たぶんメインはAndroid端末でしょう。iPhoneを安くするのはなかなか難しいですからね。
支払い回数も36回が追加されましたが、これはどうなんでしょう?
一括の購入のほうが端末を安く買えるようになりましたし、縛りがなくなっていつでも解約できるようのなったのですから、わざわざ36回払いを選ぶ必要はないかなと思いますね。
どうしても高い端末が欲しい人向けですね。
すでにワイモバイルを使っている人はどうなる?
10月1日からワイモバイルを利用し始める人は新料金プランになるのですが、今までワイモバイルを使っていた人はどうなるのでしょうか?
すでにワイモバイルを使っているユーザーは、新プランが適用される2019年10月1日以降も現在契約中のプランが適用されます。
料金も縛りも更新月も今まで通りってことですね。
もちろん旧プラン→新プランへの契約変更も可能ですが、更新月以外だと解除料金が発生します。ただし、以下のどちらかに当てはまる人は解除料金が免除されます。
”プラン変更で解除料金が免除される人”
・ワイモバイルを継続して2年以上契約している
・機種変更と同時に変更後対象プランにプラン変更すること※1
※1.機種変更が伴わない場合は対象外
対象プラン
(変更前)スマホプラン、ケータイプランSS、4G-Sプラン
(変更後)スマホベーシックプラン、ケータイベーシックプランSS
2年以上ワイモバイルを契約している人は、迷わず新プランへ変更していいでしょう。縛りもなくなるので、いいことしかありません。
一応他にも色々あるのですが、メインの縛りがあるプランに加入している人にはあまり関係ないので割愛します。
興味がある人は公式サイトをチェックしてみてください。
まとめ
たくさんスマホを使うヘビーユーザーはソフトバンクへ、安さを求めるライト〜ミドルユーザーはワイモバイルへ。
今回の新料金プランはソフトバンクとワイモバイルのユーザーの住み分けをハッキリさせる変更になった気がします
それだけでなく、『縛りがなくなる』ということも、ユーザーにとって非常に嬉しい変更点ですよね。
ズバリ今回の新料金プランは”非常に良い変更”だと思います。