iPhoneユーザーの皆様、そしてワイモバイルへ興味をお持ちの皆様。以下のことでお悩みではないでしょうか?
「ワイモバイルへ乗り換えを考えているけど、今使っているiPhoneってそのまま使える?」
「ワイモバイルってiPhone売ってる?」
「ワイモバイルで最新のiPhone使えるのかな?」などなど
今回はそんな『ワイモバイル×iPhone』の悩みに答える為に、ワイモバイルのiPhone事情をまとめたので、是非参考にしてみてください。
ワイモバイルでiPhoneを使う方法
ワイモバイルでiPhoneを使う方法は3種類。
”ワイモバイルでiPhoneを使う方法”
・ワイモバイルで新しくiPhoneを購入する
【メリット】月々の割引が受けられる
【デメリット】最新機種を使えない
・今まで使っていたiPhoneのsimロックを解除して使う
【メリット】機種代がかからない
【デメリット】simロックの解除が必要
・simフリーのiPhoneを購入する
【メリット】最新機種を含む、好きな端末を選ぶことができる
【デメリット】月々の割引が受けられない
ワイモバイルを選ぶ人はコスト削減が目的だと思うので、基本的には今まで使っていた端末を使うことになるでしょう。その場合はsimロックの解除が必要になります。
端末を購入する人は、ワイモバイルから直接端末を購入したほうが安く済みますし、面倒くさい初期設定は全てやってくれるので1番おすすめです。
ただし、基本的に全て”型落ち”になるので、どうしてもワイモバイルで最新機種を使いたい人はsimフリー端末を購入することになります。その場合、割引が入らない分、やや端末代金が高くなってしまうので注意してください。
ワイモバイルで購入することができるiPhone
2019年6月現在、ワイモバイルで購入することができるiPhoneは3機種。
”ワイモバイルで購入できるiPhone”
・iPhone7(32GB、128GB)
・iPhone6S(32GB、128GB)
・iPhoneSE(128GB)
最新機種などの他にも、iPhone7Plusなどの画面が大きいモデルの購入もできません。
それぞれの機種の値段はこちら。
ワイモバイルで購入できるiPhoneの値段 |
||||
機種名 | 端末代金 | 頭金 | 月々の支払い額(割引後) | 実質支払額(2年間) |
iPhoneSE(128GB) |
57,564円 | 540円 | 540円 | 13,500円 |
iPhone6S(32GB) |
32,292円 | 540円 | 0円 | 540円 |
iPhone6S(128GB) |
45,252円 | 540円 | 540円 | 13,500円 |
iPhone7(32GB)プランS |
73,116円 | 540円 | 1,944円 | 47,196円 |
iPhone7(32GB)プランM・L |
73,116円 | 540円 | 1,404円 | 34,236円 |
iPhone7(128GB)プランS |
86,076円 | 540円 | 2,484円 | 60,156円 |
iPhone7(128GB)プランM・L |
86,076円 | 540円 | 1,944円 | 47,196円 |
やや複雑ですが、simフリー端末を新しく購入するよりは、ワイモバイルで買ったほうが安く手に入ります。※2019年6月現在、simフリー版のiPhone7は32GB→50,800円(税別)、128GB→61,800円(税別)。
ワイモバイルの中では最新機種であるiPhone7は、プランによって割引額が変わるので、それに伴って最終的な支払い額が変わっています。
気をつけていただきたいのは、途中解約してしまうと割引がなくなり、simフリー端末を買うより高くなってしまう場合があるので、注意してください。
ワイモバイルで使えるiPhone
お手持ちのiPhoneをワイモバイルで運用したいと考えている人が多いと思いますが、simフリー端末やsimロックの解除をしていれば全てのiPhoneが使える!というわけではありません。
iPhone6Sを含む、それより後に発売されたiPhoneなら、simフリーの端末&simロック解除がされていればワイモバイルで動作確認(OSver.の指定あり)もされているので使うことができます。
それよりも前のiPhone6・6Plus・5Sに関してはsimフリー版のみ動作確認済み。
更にそれよりも前の機種は利用することができません。と言っても5Sの時点で6年以上前のものなので、それよりも前の機種を使う人はいないでしょう。
”ワイモバイルで使えるiPhone一覧(2019年6月現在)”
・iPhoneXR (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhoneXS MAX (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhoneXS (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhoneX (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhone8 Plus (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhone8 (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhone7 Plus (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhone7 (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhoneSE (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhone6S Plus (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhone6S (simフリー&ドコモ/au/ソフトバンク版)
・iPhone6 Plus (simフリー版)
・iPhone6 (simフリー版)
・iPhone5S (simフリー版)
simフリー&simロック解除の端末を使う時の注意点
simフリー&simロック解除の端末を使う方は、ワイモバイルを契約して、simカードを指したらすぐ使える!というわけではありません。
最初にAPN(アクセスポイント)の設定を行わないと通信を行うことができません。「そんなのやったことない!」という方が多いと思いますが、今まではお店の人が初期設定をやってくれていたので、やる必要がなかったのです。
やり方は簡単で、プロファイルのダウンロードと他社のプロファイルの削除をするだけ。
やり方はこちら→【ワイモバイル|他社が販売する携帯電話をワイモバイルで利用する】
ワイモバイルとUQのiPhoneの料金を比較
さて、格安simは色々ありますが、『ワイモバイル』のライバルといえば『UQ mobile』。
そのUQとワイモバイルの「iPhoneを購入した時の料金」を比較してみましょう。
【ワイモバイルとUQmobile】iPhone7(32GB)割賦購入時の料金比較 | ||
ワイモバイル(スマホプランM) |
UQmobile(プランM) | |
本体代金 |
73,116円 | 67,932円 |
頭金 |
540円 | 540円 |
月々の端末割引 |
1,620円 | 1,404円 |
月々の端末代支払額 |
3,024円(割引後1,404円) | 2,808円(割引後1,404円) |
月のデータ通信容量 |
6GB(増量OPで9GB) | 6GB(増量OPで9GB) |
通話料 |
10分以内の国内通話無料 | 5分以内の国内通話無料 |
1年目の月額料金(プラン料金+端末代) |
4,622円 | 4,622円 |
2年目の月額料金(プラン料金+端末代) |
5,702円 | 5,702円 |
さすがとライバルと言いますか、端末代金などに多少の違いはありますが、最終的な月額料金は一緒でした。
あとは通話無料の時間の長さ、速度制限時の最高速度などに違いはありますが、料金は一緒ですし、2社とも格安simの中では通信速度・安定性ともにかなり優れているので、あとは好みの問題ですね。
ワイモバイルと大手3社のiPhoneの料金を比較
次は携帯大手3社と格安simのワイモバイルではどれくらい料金が安くなるのかを見てみましょう。
いずれもiPhone7(32GB)を新規で購入する場合の料金を比較しています。
【ワイモバイルと携帯大手3社】iPhone7(32GB)割賦購入時の料金比較 |
||||
ワイモバイル | ドコモ | au |
ソフトバンク |
|
端末代金 |
73,116円 | 42,768円 | 41,760円 | 87,840円 |
月々の端末代支払額 |
3,024円(割引後1,404円) | 1,188円(36回払い) | 1,740円 | 3,660円 |
月のデータ通信容量 |
6GB(増量OP9GB) | 5GB | 4GB | 50GB |
通話料 |
10分以内の国内通話無料 | 20円/30秒 | 20円/30秒 | 20円/30秒 |
1年目の月額料金(プラン料金+端末代) |
4,622円 | 6,566円 | 6,220円 | 10,140円 |
2年目の月額料金(プラン料金+端末代) |
5,702円 | 6,566円 | 6,220円 | 11,140円 |
2年間の支払い総額(プラン料金+端末代) |
123,888円 | 171840 | 149280円 | 255,360円 |
なるべくワイモバイルのスマホプランMに近いプランを選んだつもりですが、結構な違いが出ているのはお許しください。特にソフトバンク。
さて、1番価格差が少ないauと比較してもワイモバイルは2年間で25,392円もお得に使えることができます。しかも、データ容量は9GB、10分以内の国内通話無料とサービス内容も良いです。
比較してわかったのは、大手3社は基本的に”最新機種を売りたい”ということと”ファミリー層を取り込みたい”ということです。
最新機種であれば割引が適用されていましたし、家族で利用することで大きな割引を受けられるような料金形態になっていました。
以上のことから、【とにかく安く収めたい&1人で契約する人】には間違いなくワイモバイルがおすすめ。
【最新機種を使いたい&家族で利用したい&たくさん通信したい】という人には大手3社がおすすめかもしれません。
あくまでこれは目安なので、安く済ませたい人はとりあえず格安simを選んでおけば間違いないです。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルの料金プランについても少し触れておきましょう。
ワイモバイルの料金プランはデータ通信容量によって3つに別れています。
“ワイモバイルの基本となる3つのプラン”
・月3GB(増量OPなし2GB)使えるスマホプランS→月々1,980円(2年目以降2,980円)
・月9GB(増量OPなし6GB)使えるスマホプランM→月々2,980円(2年目以降3,980円)
・月21GB(増量OPなし14GB)使えるスマホプランL→月々3,980円(2年目以降4,980円)
どれも2年間の契約となっており、10分以内の国内通話は無料。ソフトバンク光などの固定回線を契約していると、セット割で更に料金が安くなります。
格安simのなかでは料金はやや高めですが、大手3社と比較するとかなり安くなる上、回線の速度・安定性は非常に優れています。
ワイモバイルを選ぶメリット
それでは最後にワイモバイルを選ぶメリットを紹介します。
”ワイモバイルを選ぶメリット”
・料金が安い
・格安simの中では群を抜く回線の速度と安定性
・アフターサービスもしっかりしている
料金プランのところでも触れていますが、ワイモバイルは大手3社と比較すると圧倒的に安いです。
その上、通信回線の速度と安定性が非常に優れていて、他の格安simと比較すると頭1つ抜けていると言っていいでしょう。これはワイモバイルがソフトバンクのグループ企業であるということが背景に有るのですが、これについては別の記事で詳しく触れているので、そちらを御覧ください。
まとめ
『ワイモバイル×iPhone』について色々紹介していきました。
今回の記事をまとめるとこうなります。
・ほとんどのiPhoneがワイモバイルで使える
・ワイモバイルで買えるiPhoneは型落ちのみ
・ワイモバイルは安い
・ワイモバイルは速度も速い
ワイモバイルは料金を抑えつつ、サービスの質もしっかり求めていきたい”ライト〜ミドルユーザー”におすすめしたい通信会社です。
乗り換えを考えている人は是非候補に入れて考えてみてください。