初めてiPhone4を手にしてからずっとソフトバンクを使い続けてきました。
しかし、流石に毎月の通信費がバカにならない・・・色々考えた末、数ある格安スマホ会社の中から、ワイモバイルに乗り換えることにしました。
今回は実際に乗り換えた感想などをまとめたので、みなさんの携帯会社選びの参考にしてください。
ワイモバイルは快適に使えるし、安い!
最初に結論からお話しておきましょう。
ワイモバイルは快適に使えるし、安いです。
あくまでソフトバンクからワイバモバイルに乗り換えた人の感想なので、「もっと安くなるよ!」「いやいやワイモバ高いよ!」とか意見はあるでしょう。
しかし、私にとっては間違いなく安くなったし、快適に使えています。
・なぜワイモバイルを選んだのか?
・使った感想をもうちょっと知りたい
って人もいると思うので、その辺りを詳しく掘り下げていきます。
乗り換えた最大の理由は高すぎる月額料金
まずは参考になるように、乗り換える前の私の通信環境についてまとめておきましょう。
・ソフトバンクで契約しているiPhone2台
・インターネットの固定回線(ソフトバンク光)
ごくごく一般的かと思いますが、私と妻の分の2台のスマホ。それとインターネットの固定回線が我が家の通信環境です。
機種代金を一括で払っていたことと、ソフトバンク光にしたことによる割引の恩恵で、スマホの月額料金はそれぞれ3,500円ほど、固定回線は毎月5,000円ほどでした。
しかし、様々な割引期間が終了したことにより、スマホの月額料金が倍の7,000円前後まで上がってしまいました。
3年目に突入したiPhone7はまだまだ現役で使える。しかし、この料金の上がり方はさすがに痛すぎる・・・ということで、流行りの格安simへ乗り換えようということになったのです。
ワイモバイルを選んだ理由
さて、ソフトバンクから格安simへの乗り換えを考えた私ですが、格安sim戦国時代と言ってもこのご時世。
ワイモバイル、UQモバイル、BIGLOBE、楽天モバイル、LINEモバイル、U-mobile、b-mobile、DMM mobile、nuro mobile。
正直な話、どれを選んだらいいか全くわからない!
そこで、私がスマホを使う時に何が重要なのか一度考えてみました。結果として出てきたのは以下の答えです。
1.料金が今より安くなること
2.ちゃんと繋がる・使えること
3.快適に使えること
『料金が今よりやすくなること』
ソフトバンクの月額料金が高いから乗り換えるのに、これを達成できなければ全く意味がありません。
月額料金に違いはあれど、今回選択肢に上がって格安simたちであれば、これについては特に問題ありませんでした。
『ちゃんと使える・繋がること』
なんでもかんでも『安ければいい!』という訳にはいきません。常に持ち歩くスマホだからこそ、使えなければ意味がない。繋がらなければ意味がない。
今提供されている格安simは、基本的に大手3キャリアの通信回線を利用しているので、”繋がらない”ってことはまずないと思います。
しかし、環境が変われば電波状況が悪くなるってこと考えられます。今まで使えたところで使えなくなるのも嫌なので、慣れ親しんだソフトバンクの回線が使える格安simを選択することにしました。
やや懸念材料として、2018年にソフトバンクが過去最大級の通信障害を起こしましたね。今後またそれが起きないか不安に思っている人は、私の周りでもたくさんいました。
しかし、今まで大小はあれど通信障害を起こしたことのない会社はないですし『今度はしっかりやってくれるだろう』という根拠のない自信から私はあまり心配していません。他の会社が今後も安心かどうかもわかりませんからね。
『快適に使えること』
「格安simは大手3キャリアの回線が使えるからちゃんと繋がりますよ!」なんてことを聞いたりします。確かにそうかもしれませんが、いくら安くて、電波状況が良かったとしても、快適に、ストレスなく使えなければなんの意味もありません。
格安simで使える大手3キャリアの回線はあくまで”間借り”しているに過ぎません。みんながスマホを使いだすお昼〜夜の時間帯では、大手3キャリアのユーザーが優先されるので、速度が遅くなってしまうというデメリットがあります。
『使いたい時に使えない』というのは、使えていないのと一緒です。それだけは避けたかった。
協議の結果、UQとワイモバイルであればその心配はないとの情報を手に入れたので、そのどちらかから選ぶことになりました。
導き出された答えは・・・
今よりも安くなる→格安simならどこでもOK!
ちゃんと使える・繋がる→今まで使ってきたソフトバンクの回線が使いたい!
快適に使える→UQかワイモバイル!
この3つの条件を満たすのは『ワイモバイル』でした。
1番重要視したのは『快適に使えること』です。いくら他の格安simが安くても、使いたい時に遅いとか、結局使えないなら意味がないですからね。
他の会社と比べてやや高くはなってしまいますが、ワイモバイルを選んだのはそういった理由からです。
実際に使ってみた感想
実際に使ってみた感想なんですが、正直に言って”何も変化がない”。
月額料金は安くなっているので、ある意味『ソフトバンク→ワイモバイル』へグレードダウンしているのですが、特別感じるような変化はないです。
いや、正確に言うと数値上の変化はあります。せっかくなので詳しく見ていきましょう。
通信費が半分になった
”何も変化がない”と言ってしまいましたが、月額料金だけは劇的に変化しました。
今までスマホ2台と自宅の固定回線で月に2万弱ほどかかっていたのですが、なんと、ワイモバイルに変えてから半分の1万弱(2019年2月は税込9,896円)に節約することができました。
ワイモバイルのMプラン×2+ソフトバンク光(マンションタイプ)の組み合わせでこの料金なので、選ぶプランによっては料金に違いが出てきます。
ちなみに使っているスマホはiPhone7。ソフトバンク時代に一括購入したので、機種代はかかっていません。
割引はソフトバンク光との組み合わせによる割引が月700円。ワイモバイルの契約特典で1年間1,000円の割引が適用されます。
2年目からは1,000円の割引がなくなってしまうので、2台分で月額2,000円の負担増になりますが、それでも十分安いですね。
”料金の内訳”
インターネット固定回線 4,970円
スマホMプラン 3,980円×2
特別割引(1年間) -1,000円×2
おうち割 光セット(A) -700円×2
その他スマホ消費税 366円
合計 9,896円
電波の状況
電波の状況についてですが、特に変化はありません。当たり前ですよね。ソフトバンクと同じ電波を使っているので、変化がないのは当然です。
ただ、特に検証はしてないので、その辺りはご了承ください。
回線速度について
皆さんが気になるのってやっぱりここですよね。
使っていて特に変化は感じなかったのですが、回線速度を測定してみたら、残念なことに”遅く”なっていました。
参考画像がなくて申し訳ないのですが、ソフトバンクの回線を使っていた時は、自宅で上り・下りともに20~30Mbpsくらい出ていました。
しかし、残念なことにワイモバイルに変えてから測定してみると以下の結果となりました。
なぜ上りが爆速なのかはわかりませんが、測定の結果10Mbps以上遅くなってしまうという残念な結果になってしまいました。
しかし、私は特に気にしていません。なぜなら、youtubeもAmazonプライムビデオもゲームも今までと変わらず出来ていて、使用感に変化が感じられないからです。
一般的に10Mbps以上出ていれば、動画視聴も快適に行えると言われています。
自宅以外の場所でも測定してみたのですが、下り平均10〜13Mbpsくらいの速度が出ていますし、時間帯によって遅くなるということも今のところありません。
測定したのも18〜21時の間なので混雑によって遅くなるということはないと考えています。
快適に使う上で最低限の速度は出ているし、混雑による回線遅延もない。使用感も問題ない。
数字の上で変化はありますが、快適に使えているので回線速度についても言うことはありません。
まとめ
今回はソフトバンクからワイモバイルに乗り換えた感想ということでお話してきました。
正直な話、格安sim同士で比較すると、ワイモバイルは料金が高い部類に入ります。
しかし、料金を抑えつつ、快適性もしっかり残したいという人にとってはかなりおすすめです。
他の格安simでもある程度の速度は出ますが、混雑する時間帯では遅くなってしまったりと、ある程度快適性を犠牲にしなければなりません。
とにかくストレスなく、それでいて大手3キャリアでは料金が高すぎるという人は、是非ワイモバイルを検討してみてください。
合わせて、固定回線やポケットwifiの見直しも考えてみてください。