利用者が増え続けているふるさと納税。
各自治体がそれぞれの特色を出して、さまざまな返礼品が用意されています。その中にあの”COSTCO”の年会費を返礼品として用意しているところがありました。
今回はふるさと納税でコストコの年会費を払う方法について紹介していきます。
ふるさと納税でCOSTCOの年会費を払う方法
ふるさと納税でCOSTCOの年会費を払う方法は1つだけ。
「COSTCOの年会費のクーポンを返礼品としてもらう!」これしかありません。
以前は、商品券や旅行券を利用・換金して様々な施設のチケットや年会費を払う方法がありましたが、総務省からだされた通達により、返礼品の上限金額や内容が見直されたことで、そういったことができなくなってしまいました。
「返礼品を質に入れて、そのお金で払う」ということも出来なくはないですが、手間もかかるし、あまりいい方法とは言えません。
現状は、ふるさと納税サイトで、近くにあるコストコの年会費クーポンを返礼品として用意している自治体を探すのが、ふるさと納税でCOSTCOの年会費を払う唯一の方法です。
COSTCOの年会費クーポンを返礼品にしている自治体
現在、ふるさと納税の返礼品としてCOSTCOの年会費クーポンを用意している自治体は1つだけで、対象となっているのは、その自治体にあるコストコだけです。
COSTCOかみのやま倉庫 山形県上山市
山形県上山市にあるコストコかみのやま倉庫だけが、現在ふるさと納税の返礼品で年会費が払える唯一のお店です。
コストコの個人会員になるための費用(ゴールドスター会員費・年会費・入会費)を払うために使えるクーポンを返礼品としてもらうことができます。
寄付金額は20,000円。コストコの個人会員の年会費は4,400円(税抜)なので、控除上限金額内なら2,000円でコストコの年会費を払うことができます。
ただ、「返礼品の上限金額が3割」ということを考えると、ややコスパは悪いかもしれません。
コストコの会員になるメリット
せっかくなのでコストコの会員になることで、受けられるさまざまなメリットについて紹介していきます。
目新しい店内と珍しい商品ばかりで買い物が楽しい!
コストコの店内は非常に広く、日本のスーパーではなかなか見ることができない、外国の商品やサイズの大きいものばかり並んでいて、歩いているだけで非常に楽しいです。
ショッピングを楽しむという点では非常に満足できます。
一方で、「年会費を払う割には安くない」という声を多く聞きます。この真偽について私の意見は「当たらずとも遠からず」です。
特にセールではない商品の値段を比較してみると、ハッキリ言って別にやすくありません。むしろ高いこともあります。一方で、セール対象品がめちゃくちゃ安かったり、ネットでしか手に入らない外国の商品が格安で売られていたりします。
よく利用するスーパーの値段がしっかり頭に入っていて、コストコで売られている商品をうまく活用できる人でない限りは、あまりお得に感じることはできないかもしれません。これが「当たらずとも遠からず」の答えですね。
ちなみに、夜に近くのコストコに遊びに行ったら、精肉コーナーの店員さんが「朝は〇〇円でしたが、今は更に安くして〇〇円です!仕入れすぎました!買ってください!」って朝の値段から更に値引きされていることがありました。
食料品は時間帯によっても値段が変わることがあるかもしれませんね。
私のおすすめは、コストコで食べることができるホットドッグ。サイズも大きいし、ドリンクも飲み放題で180円というコスパ最強のとんでもない値段で販売されているので、是非一度試してほしいです。
試食がありすぎる
コストコではたくさんの試食が用意されています。
下手をすると、店内を1周する間にお腹一杯になってしまうかもしれません!(すみません、言い過ぎました)
とはいえ、試食がたくさん用意されているのは確かです。コストコの食料品は大きいサイズばかりで、「失敗したらどうしよう…」という不安があってなかなか手が出にくいとお考えかもしれませんが、試食をすることでそんな不安はなくなりますね。
ガソリンが安い!
これ本当にびっくりしたんですが、ガソリンがすっっっっっごい安いです。
近隣のガソリンスタンドの値段から10円/リッターくらい安いです。多少地域によって差はあるかもしれませんが、おそらく地域ナンバーワンの安さでガソリンを給油できます。
仮に1リットルあたり10円安くて、毎月50リットル給油したら、それだけで年会費分お得になっちゃいますね。
タイヤのサービスが無料!
コストコではタイヤを販売しているのですが、これに関する様々なサービスが無料で受けられます。
まずは購入時ですが、これらのサービスが無料です。
・取り付け工賃
・バランス調整
・窒素ガス充填
・チューブレスバルブ交換
さらに、アフターサービスでこれらのサービスが無料です。
・ローテーション
・バランス調整
・窒素ガス点検充填
・パンク修理
普通のお店だったら有料になるサービスが無料です。タイヤ交換を検討している方には非常におすすめです。
コストコの会員になるメリットまとめ
コストコの年会費は5千円弱と安くはありません。しかし、その年会費を簡単に上回るくらいのサービスが提供されています。
日本のスーパーにない買い物を楽しめることも間違いないので、まだ行ったことがない人は、ぜひ一度訪れてみることをおすすめします。
ふるさと納税のやり方!
簡単にですが、ふるさと納税のやり方を解説します。
1.控除上限金額を調べる
ふるさと納税は、「納税」という言葉が使われていますが「寄付」です。
寄付をすると所得税などから控除を受けられるのですが、ふるさと納税には特例が認められていて、収入などに応じた上限がありますが”自己負担金2,000円を除いた全額が控除”されます。
まずはシュミレーションをしてみて自分の控除上限金額を調べてみましょう。
2.ふるさと納税サイトで欲しい返礼品や応援したい自治体を決める
ふるさと納税サイトを使って、欲しい返礼品や応援したい自治体を決めて寄付を行いましょう。
3.返礼品を受け取る
申し込み・支払いが完了すると、自治体から『寄付金受領証明書』と『返礼品』が届きます。
返礼品は好きにしていいですが、証明書などは確定申告で使用するので、失くさないように大切に保管してください。
4.寄付金控除の手続きを行う
ふるさと納税をしただけでは控除を受けられないので、絶対に控除の手続きを行ってください。
ワンストップ特例制度を利用した人は、申請書と必要書類を自治体に送れば手続き完了です。
確定申告を行う方は、証明書などを失くさずに保管して確定申告をしてください。
確定申告について詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
まとめ
「ふるさと納税でコストコの年会費を払う方法」と掲げておいて、かなり限られて人に向けた内容となってしまいました。しかし、今後コストコがある自治体では、こういったクーポンがふるさと納税の返礼品となることがあるかもしれません。
ふるさと納税の寄付先に迷っている人は、候補の一つにしてみてください。